線材(ワイヤー材)を必要な長さに切断し、 金型の中に入れて成形し、 ねじのブランク(全体の形)を造る工程です。 切粉が出ない最先端の設備は環境に優しく、 工場内もクリーンに保つことができます。
圧造工程で造られたブランクを、 転造ダイス(ねじ山成形用金型)に通すことで ねじ山を成形します。 この工程でも切粉が出ない 最先端の設備が整えられています。 不完全ねじ部(首元までねじが完全に成形され ない)が必ず生じますが、その寸法をJIS規格よ りもはるかに少なく抑えることにより、 高い製品精度を誇っています。
炭化水素系の液剤を使用し、 加工油を分離して油分を取り除き、 製品に近い状態にまで仕上げます。 ねじの精密さをしっかりと支える、 高度なクリーンレベルが求められます。 製品により、この後に「めっき工程」が入ります。
弊社独自のコンピューターシステムにより、 製品のスキャン画像を自動で測定し、 規格値から外れるものを 確実に検出して排除することにより、 さらに高度な品質保証を可能にしています。